建築家とともにつくる
上質な暮らしの舞台
アドヴァンスアーキテクツ株式会社
 
 
土地を読み、暮らしのスタイルを丁寧に紐解くことで
施主様の想像を超える住空間を創出
 ご紹介するのは、設計事務所ならではの美しいデザインと、ハウスメーカーが得意とする性能・機能・安全性を両立した家づくりに定評がある〈アドヴァンスアーキテクツ〉の施工事例。前半4ページは、神戸と大阪の街を一望する高台に建つ個人邸。そして後半2ページは、大阪都心に建つレジデンス。郊外と都心、個人邸とレジデンス。条件は全く異なるが、この2つの案件に共通する、無駄を削ぎ落した端正で静謐な佇まいは同社ならではのものだ。
 最初にご紹介するのは、山に向かう斜面に広がる住宅地の頂上に建つ個人邸。この邸宅は、“非日常的な山の中にある、空に近い展望の家”がコンセプト。建物を奥に配置することにより、周辺の既存建物や下方からの視線を遮ることを可能とし、何ものにも遮られず遠くまで見渡せ、下方からは空中を浮遊する幻想的な建築に。大開口のリビングとレベルを合わせて並行に設置したプールの水平面が、外部と室内に最大限のつながりを持たせ建築として一体化。室内と下方からの視線を有効に遮り、空に近い浮遊感を際立たせている。
 最大空間では約7×7メートルの平面に天井高4メートルが確保されているが、日本建築の象徴と言える木造・SE構法を選択し、構造計算により優れた耐震性能を備えていることも、特筆すべき点だ。
 次は、都市生活とカーライフが最上の形で融合し、新しいコミュニティが生まれる場所としてデザインされた都心のレジデンス。この邸宅の核心は、1階のプライベートガレージと2階の居住空間の見事な融合にある。1階は、愛車を眺め、時にメンテナンスを楽しむためのパーソナルなスペースであり、趣味を深化させるアトリエに。大型輸入車でもストレスなく入出庫できる動線は、日々の使い勝手にも徹底的にこだわっており、2階には、十分な広さと快適性を備えた住空間が広がっている。さらに、敷地の中央には、居住者たちが自然と集い、語らうための交流テラスを設け、同じ価値観を持つ人々が出会い、車という共通言語を通じて新たな関係性を築いていく場所に。
 同社のスローガンである「想像を超えろ!」をまさに具現化するような、個人邸とレジデンスである。
暮らしをつくる
未来につなぐ住まいを創る
 
 
世界を視野に、美を極めたデザインで
快適さとうるおいに満ちた暮らしを提案
 弊社の家づくりの特徴は、まず、精鋭の建築家がお客様の未来に正面から向き合い、理解と愛情をもって望むことにあります―これは、〈アドヴァンスアーキテクツ〉のCEO・松尾享浩氏のメッセージから抜粋させていただいた。高い芸術性を有しつつも、現実社会に貢献できる設計を目指したい。そうした理念のもと、一人の建築家として力を尽くす一方、末永くお客様の住まいを守っていくためにも、長期的な視野で会社とスタッフを成長させていくことが経営に携わる者の務め、とも。家族の想いを描き、創ること。夢や希望を叶え、豊かな人生を歩んでいただくことをミッションに、お客様との対話を重んじ、ともに家づくりの楽しみや達成感を味わうこと。グッドデザイン賞をはじめ、国内外のデザイン賞で4冠に輝いた洗練されたデザイン・設計力を誇り、世界的に評価の高い同社だが、設計者としての謙虚でぶれない姿勢がそこにはある。
 ご紹介の邸宅が建つのは、古くからの閑静な住宅街。建蔽率や容積率、高さ制限などの厳しい制約の下で、複数台駐車できるインナーガレージと、家族5人で暮らす十分な居住面積を確保し、採光と通風、さらにプライバシーを確保した住まいを―という要望を満たし、角度や高さの差が空間に奥行きと変化を与え、家族同士の新しい距離感やコミュニケーションを生み出す唯一無二の邸宅となっている。
 そして、ショールームとしての機能を併せ持った同社の新社屋。社員が働きやすいクリエイティブで上質な空間であることはもちろん、お客様にとっても居心地のよい環境を整え、地域の皆様とのつながりも大切にできる場所を目指したものだ。省エネ性能も高めた木造3階建てのオフィスビルであることにも注目したい。
 和泉市に平屋建てのモデルハウスを展開しているので、新社屋と併せて足をお運びいただき、美を極めたデザイン力と高度な施工力を是非ご体験いただきたい。
VILLAIR
兵庫県神戸市
| 設計・施工 | アドヴァンスアーキテクツ株式会社 | 
| 敷地面積 | 809.42㎡ | 
| 1階 | 101.33㎡(ガレージ含) | 
| 2階 | 201.03㎡ | 
| 3階 | 151.24㎡ | 
| 構造 | 木造[SE構法] | 
| 構造設計 | 株式会社エヌ・シー・エヌ | 
| 設計期間 | 2016年4月~2016年12月 | 
| 工事期間 | 2017年1月~2017年12月 | 
| 写真 | 株式会社ウェイ 加藤 悠 | 
Gavé
大阪市西区
| 設計・施工 | アドヴァンスアーキテクツ株式会社 | 
| 敷地面積 | 1365.25㎡ | 
| 主要用途 | 共同住宅 及び 駐車場 | 
| A棟 | 326.59㎡ | 
| B棟 | 244.78㎡/td> | 
| C棟 | 132.73㎡ | 
| 構造 | Kフレーム工法 | 
| 設計期間 | 2024年3月~2024年9月 | 
| 工事期間 | 2024年10月~2025年5月 | 
| 写真 | 株式会社ウェイ 加藤 悠 | 
Gap
兵庫県
| 設計・施工 | アドヴァンスアーキテクツ株式会社 | 
| 敷地面積 | 333.32㎡ | 
| 1階 | 128.82㎡(ガレージ含) | 
| 2階 | 134.46㎡ | 
| PH階 | 3.03㎡ | 
| 家族構成 | 5人家族 | 
| 構造 | 木造[SE構法] | 
| 構造設計 | 株式会社エヌ・シー・エヌ | 
| 設計期間 | 2019年12月~2020年5月 | 
| 工事期間 | 2020年6月~2021年3月 | 
| 写真 | 株式会社ナカサアンドパートナーズ 守屋 欣史 cyda photography クシダ ユズル | 
アドヴァンスグループホールディングス株式会社 本社オフィス
大阪府堺市
| 設計・施工 | アドヴァンスアーキテクツ株式会社 | 
| 敷地面積 | 1037.12㎡ | 
| 主要用途 | オフィス | 
| 1階 | 333.08㎡ | 
| 2階 | 229.88㎡ | 
| 3階 | 190.46㎡ | 
| PH階 | 15.38㎡ | 
| 構造 | 木造[金物工法] | 
| 構造設計 | 株式会社エヌ・シー・エヌ | 
| 設計期間 | 2023年9月~2024年3月 | 
| 工事期間 | 2024年4月~2024年11月 | 
| 写真 | 株式会社ウェイ 加藤 悠 | 
アドヴァンスアーキテクツ株式会社
住宅はもちろんのこと、オフィスや施設などの非住宅建築物においても⽊造化を促進。脱炭素社会に向けた⽊造建築のさらなる普及促進を図り、耐震・耐久・快適性に優れた安心・安全の品質と美しく心地よい上質なデザインで、価値ある建築を提供
INFORMATION
| 住所 | 大阪府堺市北区黒土町3004-8 | 
| TEL | 0120-926-612 | 
| HP | https://www.advance-architect.co.jp | 
| https://www.instagram.com/advance_architect/ | 
 















