心を整え前へと進むための“おうちリトリート”を
コンセプトにした新モデルハウス誕生
桐の下駄づくりにはじまり材木商から木造住宅の建築へと永年にわたり戸建て住宅を手掛けてきた〈株式会社ウンノハウス〉は、創業より木とともに地元に寄り添い60有余年。今や東北を代表する住宅会社といっても過言ではないだろう。
災害が多発する日本、そしてその中でも夏は高気温と高湿度、冬には豪雪となる気候条件が厳しい東北という土地で、お客様が暮す家が大震災や大津波が来ても倒壊しない強靭な家であること。一年を通して心地良く快適に過ごせる家であること―。そんな「強靭さ」と「心地良さ」を備えた家を提供することがウンノハウスの家づくりの大前提にある。
今回ご紹介している宮城県名取市の新展示場「Fore(フォーレ)」は、 “おうちリトリート”がコンセプトだ。このリトリートとは、忙しく過ごす日々の暮らしから離れて、自分と向き合う時間を過ごす旅を意味するもの。高原の避暑地に建つ邸宅がイメージされた空間には、長年木材を扱ってきた同社ならではの目利きの材がふんだんに使われていて、無垢材ならではの質感が目に優しく、広い窓からは心地良い陽射しが降り注ぐ。
LDKは、ダウンフロアや程よく視線を遮る木製のパーテーションによってゆるやかにゾーニングされ、リビングをL字に囲むテラスと一体感を持たせることで、より一層リラックスできる空間に。薪ストーブが置かれたファイヤーラウンジに家族が集うこともあれば、テラスでお昼寝や読書を愉しんだり、離れを思わせる2階の和室で心静かなひと時を過ごしたりと、お気に入りの場所で一人の時間を過ごすことも思いのままに。遠くに旅に出ることなく、まさに自宅がリトリートの場となるような空間が提案されている。
また、山形市内にある本社社屋はショールーム一体型の建物で、「家づくりの森」がコンセプト。敷地内に多くの樹木がレイアウトされ、まるで森の中に建物が佇んでいるかのようだ。ご紹介の「Fore(フォーレ)」と併せて、本社社屋や各エリアの展示場にも是非足を運んでいただきたい。