鹿児島県ふだんを、一番の幸福にする理想の暮らしに出会う家

家の中に森を呼び込む
自然と共生する心地良い木の住まい

　多くの日本人は、旅行やレジャー、ご馳走を食べに行く日など、家の外で過ごす特別な日だけを幸せな時間だと思いがちではないでしょうか？本当は、家の中にこそ大切にしたい時間があるべきです。︱これはご紹介する〈シンケン〉のウェブサイトから抜粋させていただいた。
　シンケンがつくるのは、もちろん家だ。けれど、つくるのは施主様が思い描く理想の“暮らし”。どうして家を建てるのか、どうしてこの場所なのか。そこでどんな日々を過ごしていきたいのか。お客様と対話を重ね、土地を読み解きカタチにしていく。そうして出来上がった家は実に個性豊か。単なる間取りの集合体ではなく、その家族だけの幸せを紡ぐ場所となる。
　今回ご紹介する家は、森の緑と共生するような傾斜地を活かしたスキップフロアの住まい。すでに持ち家があり、家を建てる計画はなかったという施主様ご夫妻の心を動かしたのは、「ふだんを、一番の幸福に。」というシンケンの考え方。同社の家を体験し家づくりの考え方を知るほどに、“シンケンさんなら、自分たちの趣味や価値観を共有したうえで、プロとして提案してくれる”という確信を持ち、引き渡し後のフォローやサポートについても、共感できるものだった。
　1階のリビングへは玄関を入って階段を降りて。邸内に入ると、目に飛び込んでくるのは緑を映し出す絵のような大きな窓。水のせせらぎと、そよぐ風、温もりのある木の肌触りは、まるで、家の中に森があるような開放感がある。2階には水まわりを集約し、中2階のスキップロアには書斎を。お母さまやゲストがゆったりと寛いで宿泊できる別棟も備えている。開放感ある山小屋を思わせる造りだが、冬は屋根で集めた太陽の温もりを床暖房に。夏は熱気を排し、夜は放射冷却で冷えた空気を取り込む換気システムの採用で、機械に頼りすぎることなく無理なく心地良く暮らせるように配慮されている点もシンケンならでは。
　奥様がドッグトレーナーであることから、今後はドッグランやトレーニングスペースも作る予定。人が集うことが大好きなご夫婦はダイニングをカフェにする構想も。
　ご興味を持たれた方は、たくさんの物語が詰まったウェブサイトの施工例をご覧になっていただきたい。