山口県人の心が癒される
土地の個性を活かした建築

ミニマムを愛する人へ
純白のモダンハウスを。

　〈窪田建築アトリエ〉は、東京都と山口県岩国市を拠点に全世界で活動する建築家・ 窪田勝文氏の主宰する建築設計事務所。美しく癒される建築・空間の設計を得意とし、数多くの豪邸・ガレージハウス・クリニック・別荘・公共施設などを手がけている。 “人の心が癒される空間・場所の特性を最大限に活かした豊かな空間・光や風を取り入れた 爽やかで健康的な空間”を常に心掛けることが設計思想の根幹にある。
　P106からＰ109の邸宅が建つのは、海面からわずか数メートルの高さと距離にあり、大阪湾の全貌を見渡せる稀有な立地。海を独り占めできる絶好の立地を最大限に活用し、建物はできるだけ敷地内で海に寄せ、道路から離した位置に。さらに内外をシームレスに繋がるようにすることで、海水面上と内部の空間をシンクロさせる。そして自然環境を隔てる境界線がなくなり、まるで身体が海水面上に浮遊するような空間体験へと誘われる。自然と一つになった心は自然に内在される限りない世界が広がり、壮大で自由な心へと飛躍し、覚醒する―そんな建築を目指して創り出された邸宅だ。
　次にP110からＰ111でご紹介するのは、小高い丘の住宅街に建つ3基のＥＶ用充電設備を整えた ガレージハウス。強靭で白く鋭いコンクリートスラブを縦・横・斜めと空中を巡らせ創る建築は、強烈な開放性と心身の安全を確実に守り、自然の豊かさを空間全体に散りばめていく。周囲を住宅が埋め尽くす立て込んだロケーションにありながら、自邸に一歩踏み入れれば、外界でまとわり付いたさまざまな現実を一掃する抽象的な白い空間が創造されている。
　今まで誰も見たことがない景色を創り出す建築、心が自由に開かれる邸宅―ミニマムで豊かな空間を、〈窪田建築アトリエ〉と共に、次はあなたが創り上げていただきたい。