人、虫、動物、植物が共生する
季節の移り変わりを感じる庭
この庭には虫たちが棲んでいる。土の匂いがする。そして小さな川が流れる水音も。風が吹けば樹々が揺れて陽射しがきらめく。
まるで森の中にいるような、最初にご紹介の庭を手掛けたのは〈外構と造園の設計施工専門店 tonari〉。おうちの“となりにあるもの”を身近に感じてもらいたい。そんな想いからスタートした同社は、でしゃばることのないシンプルでおしゃれな外構デザイン、暮らしやすいものづくりが持ち味だ。
動物と虫と植物と共生し、共に成長していく庭を作りたい。季節の変化を楽しめる場所にしたい―それが、施主様のリクエスト。天然木のウリン材を使った、目隠しフェンスとウッドデッキ、欧州産の天然石をモルタルを使わずに施工することで、石の裏側に昆虫が住みやすいように計画したアプローチ等、ガレージと境界ブロック以外は全て自然素材。上流から下流まで5メートルの川は鳥たちの水飲み場になり、金魚やメダカ、ドジョウが共生する池の防水シートも粘土を加工した特殊シートを選択し、自然の池に近い仕様に。深い軒の下には常設のテーブル&チェア、シンクに収納、ストーブとピザ窯があり、リビングで過ごす様にリラックスチェアで寛いで、いつでも気軽に思い思いの庭時間を愉しむことができる。また家庭菜園としてまとまったスペースを取るのではなく、庭全体を周遊し採取を楽しめる菜園帯等、すべてがとてもナチュラルだ。
その他の施工事例からピックアップしてご紹介しているが、写真からもお分かりいただける様に、ナチュラルテイストの庭はもちろん、お客様のライフスタイルに沿って様々なテイストのエクステリア&ガーデンが可能だ。一つ共通しているのは、「住む方の暮らしが豊かで楽しいものになるように」という真摯な想い。
居心地の良い内装でまとめられた「守谷店」、そして小川の流れる雑木のモデルガーデンとデッキテラスを設けた「つくば店」の2か所にお出かけのうえ、いつも暮らしの隣にある庭のアイデアを膨らませてみてはいかがだろう。