愛媛県無垢材や珪藻土など自然素材を
ふんだんに使った心地よい家

無垢材や珪藻土など自然素材を
ふんだんに使った心地よい家

季織の家(有限会社ワンズスタイル)
家族3人が好きなように過ごしながらも
一体感の生まれる家を

 栗や杉、栴檀(せんだん)や栂(つが)など、色味や肌触りなどが異なる無垢材をふんだんに使い、珪藻土の塗り壁、オーダーした和紙貼りの障子戸に格子の引き戸、ダイニングテーブルやキッチンなど、こだわりの設えで設計・施工されたこの家には、ご夫婦と高校生のお子さま1人の3人が暮らしている。
 ご夫婦は「ヨシュアブルー」と言われる美しい青が印象的な「ヨシュア工房」の砥部焼のファンで、仕事一筋だった旦那様はこの焼物に出合ったことで生き方が変わり、「家族との時間を大切にしようと考え、コンパクトでいいから自分たちの暮らしに合った家を持ちたい」と思うようになった。そこでヨシュア工房から紹介されたのが、松山市の工務店「季織の家」だった。家づくりを依頼する決め手となったのは、季織の家の社長であり設計者でもある神野和彦氏の、家に対するこだわりに惚れ込んだこと。
 家族の絆がさらに深まる家をイメージし、リビングを中心とした平屋を希望。計画された土地は、住宅が建ち並ぶ50坪ほどの敷地。南側は景色が良くないため北向きにLDKを配置し、その南側に各居室を確保している。LDKは北向きであるが、前に庭があることから隣接する建物には邪魔されず、年間を通して安定した光が差し込む。床面積は20坪ほどのコンパクトな平屋ながら、随所に収納を造作し、ヌックスペースを設え、リビングの窓際もベンチとして活用できるよう段差をつけたりと、ご夫婦の要望である「家族の一体感」を高めつつ、好きな場所で好きなことをして、それぞれの時間を干渉することなく寛ぎながら過ごせるように整えられている。
 いつかはお子さまも家を出るであろうとのことから、2人暮らしになっても心地よく暮らせる可変性のある間取りで計画された、終の棲家である。

画像ギャラリー

■A様邸
愛媛県松山市
設計 季織の家
敷地面積 175㎡
1階 68㎡
家族構成 3人家族 (父,母,子1人)
構造 木造軸組み
構造計算 季織の家
設計期間 2024年2月〜2024年7月
工事期間 2024年1月〜2024年2月
施工 季織の家
エクステリア ランドスケープ
季織の家

2005年6月設立。天然木や塗り壁など自然素材を使い、 「自然と生きる。自然に暮らす」をコンセプトに、長く住み継げる家づくりを実践している。光があって、風が通り、 自然と人が集まる家。家族が楽しく幸せに暮らせる家を設計理念として設計・提案を行う。造作家具も得意とする。代表の神野和彦氏は「日本自然派住宅研究機構」代表理事を務める

INFORMATION
季織の家 (有限会社ワンズスタイル)
住所 愛媛県松山市市坪南1-8-3
TEL 089-956-8802
https://kiori.jp

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