岡山県高性能＋ハイデザイン
カーサ・カレラのハイブリッド建築

優れた機能性、使いやすい動線を完璧に備えながら
他にはない唯一無二の個性を実現

　性能を重視するのか、デザインを重視するのか―いずれかが極端になるのが現代の日本の住宅の傾向にある。が、〈カーサ・カレラ〉が手掛ける高性能住宅は、デザインを犠牲にしない。同社が目指すのは、機能性も満足できデザイン性も重視したハイブリットな設計を高次元で実現できる住宅だ。
　同社では、設計から施工までをワンストップで手掛けているが、個人邸はもちろん、店舗やクリニックの設計力・施工力にも定評がある。設計段階から高機能性を計算してデザインに取り入れていく高度な技術力によって、性能と美しいハイデザインを両立させる建物が同社の真骨頂と言えるだろう。
　今回ご紹介するのは、整形外科に特化した高度な技術を擁する「岡山どうぶつ整形外科病院」。施主様は自邸も同社で建てた経緯がある。「カーサ・カレラさんにお願いする以外の選択肢は私には考えられなかった。いつもこちらが望むことのさらに上を提示してくれるんです。だから私の狭い視野だけでクリニックをイメージするのは損だと思いました。」との言葉からも、施主様が同社に寄せる信頼の深さがうかがえる。
　クリニックの外観は、美しいシンメトリーなシルエット。印象的なアール壁にランダムなガラスブロックを埋め込んだ外観は、西陽を受けると造形美がより際立つ。建物の裏庭には術後の経過を見るためのドックランエリアを設け、スタッフ用入口近くにスタッフ用駐車スペースを設ける等、ストレスのない動線に。院内は、北欧モダンなカラートーンに吹抜けの丸い照明器具やガラスブロックをアクセントとする柔和な内部空間で、利用者様もペットも安らげるように配慮されている。
　さらに同院には全国から見学依頼があることから、天井カメラや大型モニターやデジタルタイマーといった設備関係もしっかりと考えられている。この様に、クリニックにおいても高性能とハイデザインが両立されていることがわかる。
　次にご紹介するのは、閑静な住宅街に建つ平屋の個人邸。リビング・ダイニング・廊下はヨーロッパのホテルや美術館の室内がイメージされ、巨大スクリーンを思わせるアクアリウムやミュージアムのディスプレーさながらのスケルトンのガレージボックスが圧巻だ。ただし、デザイン重視ではなく、廊下と室内の温度差のない快適な室温環境や耐震性能がしっかりと検証されている点も同社ならでは。
　他にはない唯一無二の一邸を、誠実なコミュニケーションを土台に丁寧に。デザインをとことん突き詰め、性能にも一切の妥協はしたくない—そんな施主様にこそ、コンタクトを取っていただきたいビルダーである。