家を建てたことで暮らしが豊かに。
幸せをつくることのできる住まいを実現
技量はもちろんのこと、その人間力でお客様一人ひとりの家づくりを応援してくれる建築家―それが〈建築工房 小越〉を主宰する小越啓司氏だ。
「住まいは暮らしの器」。それが同社の家づくりの根幹にある。もちろん使い捨ての器ではなく、末永く暮らしを守る器だ。さらに、明確な基準をもとに、根拠のある住宅性能のある家をご提案することが大前提。機能はデザインに優先すると小越氏は言い切る。
まず、ご紹介するのは、北海道の断熱基準をはるかに超える家づくりを実現する2022年竣工の平屋の自邸。「UA値(外皮平均熱貫流率)0.19w/㎡k」「ダブル断熱」「全館空調システム|マッハシステム」など一年中快適な温度と湿度で生活できるよう工夫され、玄関からリビングまで、扉はプライバシーを守るための最小限のものしかなく、家全体をほぼ一つの空間に。エアコンなしの状態で、大寒波の際の早朝でも室温は21度、外気温30度超えの夏日の室温も24度と快適そのもの。ご夫婦の終の住処をお考えの方、高齢者の方の住まいとしても大いに参考にしたい、本物を知る大人のための平屋住宅だ。
次にご紹介の平屋は、綿密な日射のシミュレーションによって、南面の大開口から冬は奥まで日が届き、夏は計算された深さの軒が陽射しを遮り、エアコン1台で家中どこにいても涼しく過ごせる。テラスに配したタイルは冬の昼間は蓄熱、夜に熱を放射し、ご主人が趣味の釣りからの帰宅後の靴脱ぎ場としても大変便利な空間に。
いずれの平屋も、天井材や床材がシンプルな空間にひと際美しく、天井の高低差や勾配によって、ダイニングやリビングをゆるやかにゾーニング。動線や収納計画を綿密に練ることで、限られた面積の平屋でも、これほどまでに広がりを感じる空間が可能になる。
同社では完成見学会を随時開催しているので、ホームページをご覧の上、是非ご参加を。その快適で美しい空間をご体験になってみてはいかがだろう。