群馬県省エネ技術と洗練されたデザインの融合
快適さと美しさを兼ね備えた理想の住まい

省エネ技術と洗練されたデザインの融合
快適さと美しさを兼ね備えた理想の住まい

株式会社関工務所
日常と非日常をあいまいにし、「空間」と「時間」をデザインした
最新のモデルハウス「リラクラス」

 関工務所は2027年で創業130年。地域の気候風土に精通し、身内のように親身になって家づくりに精進する地元密着型の工務店であり、自社専属大工が現場に臨み、手掛けた注文住宅はゆうに1500棟を超える。
日本の伝統技術の継承にも重きを置くと同時に、先端技術や住宅設備の導入にも積極的。優れた技術を生かした美しいデザインの木の家であると同時に、耐震や断熱性能といった、建築の基本性能においても、業界でトップクラスの性能を発揮できる仕組みを構築。高度な建築技術が必要不可欠な住宅も得意とし、和風からモダンスタイルまで、子育て世代の家から終の棲家まで間取りやデザインも思いのままだ。
今回ご紹介するのは、2025年4月中旬にグランドオープンの同社最新モデルハウス「リラクラス」。
 無駄を削ぎ落した外観は、アースカラーと黒、そして石を組み合わることで、モダンでありながら落ち着きのある表情に。実は敷地の南側に建物があり、1階では十分な採光を得ることが難しい。そこで、同社が得意とするSE構法を活かし、1階には無柱で幅6メートルのビルドインガレージを計画し、そのガレージの上に大開口のLDK空間をレイアウト。LDKの南面がほとんど窓なので、開放感と抜け感があり、冬は陽射しを取り込むことで、暖かく過ごせるように計画されている。写真のモデルハウスのようなゆとりある敷地はもちろんのこと、住宅密集地やガレージのスペースが作れない狭小地にも応用可能なアイデアだ。
 また、書斎と兼用したシューズクローク、プライベートな中庭に面した安らぎのある主寝室、秘密基地をイメージした子ども部屋、天井高を利用した収納とロフトスペースをはじめ、床をコンクリート+タイルで施工することで、蓄熱効果が得られるサンルーム等、見所も満載。外壁と一体的に施工することで存在を消した玄関ドアもセンスが光る。
さらに、日射のコントロール・断熱性能・暖気の送風を計画的に検討し、冬暖かく夏涼しい空間であることもポイントで、邸内では、目に見えない温熱環境の快適さも感じていただけるはずだ。
日常の中に非日常が迷い込んだような、そこだけ時間がゆっくりと流れるような︱。そんな「リラクラス」という新しいライフスタイルを、誰よりも先にご体験になってみてはいかがだろう。

画像ギャラリー
リビングは天井を高く確保し、床は300×600角タイルで上質感を演出した。南側にはSE構法らしい大開口を配置し、日射取得を得ることで冬暖かく、2階LDKらしい開放的な空間に
壁をくすみグリーンにし、LDKや階段のアクセントとしつつ「何もしない空間」として設けた癒しの場。物干しスペースとしても活用可能。床はモルタル下地タイル仕上げで蓄熱し、LDKや脱衣室の建具を開けることで放熱。さらに、この熱を脱衣室経由で1階の寝室・洋室に送る機能も備えている
リビング奥の小上がりスペースは、リビングにつかず離れずの位置に設置したスタディースペース。TVが見えないような配置や目の前の壁を木の仕上げとする工夫されている。家具は全て自社専属大工によるもので、技術とデザイン力が輝く
ベッド部分の天井を下げて落ち着いた空間を演出し、木製サッシとガレージ軒天のラインを統一したアッシュ材を使用。階段下には本棚とヌックを設け、入口側にはリブパネル一体の建具を採用。断熱性に優れたハニカム構造のスクリーンを配置。南側の窓からは採光と日射熱を確保し、タイルデッキと植栽で囲まれた中庭の景色を楽しめる設計に。意匠性と機能性を兼ね備えた、心地よい住空間を実現
写真は子供部屋。秘密基地のイメージでラワン合板の壁・天井で仕上げた洋室。洋服をかけるスペースや棚を造作でつくり、下部に開口を家型にあけた収納スペース。左右の入り口から入ると中は繋がっており遊び心がかくれている。ラワン合板を目透かしにし、全てのラインをそろえた大工渾身のデザイン
ご主人の書斎を兼ねたシューズクローク。汚れ対策としてタイル部分にカウンターを設置し、正面壁には有孔ボードを配置。玄関との仕切りは、ホテルライクなガラス建具で洗練された雰囲気に
ダイニングには直径82cmのフェルト製ペンダントを設置し、内外観ともに印象的な空間に
玄関ホールのすぐ前に位置する「ただいま洗面」は、ホテルライクなデザインで仕上げられている
玄関横に階段を設けることで、プライベート空間とパブリック空間を巧みに分けている
外壁と同素材を貼った玄関ドア。隠し蝶番仕様ですっきりとした印象に。大工の技術・丁寧さでラインを整えより美しくなった仕上がり

日常と非日常をあいまいにするRelaxras(リラクラス)
群馬県高崎市
設計 株式会社関工務所
敷地面積 322.89 ㎡
1階 53.90㎡
2階 75.43㎡
家族構成 夫婦+子(2人)想定
構造 木造
設計期間 2021年12月〜2024年9月
工事期間 2024年5月~2025年3月
施工 株式会社関工務所
株式会社関工務所

明治30年、創業初代が大工からスタートし、現社長まで120年以上にわたり地域に根差した家づくりを実践。耐震や断熱性能にこだわった質の高いデザインの注文住宅を設計・施工。施工は自社専属大工を中心に、オーダーメイドな家づくりを実現している

INFORMATION
住所 群馬県高崎市新保町271-1
TEL 027-386-3432
https://se-seki.jp

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