木が紡ぐ
持続可能な美しさ
一級建築士事務所
木下治仁建築設計事務所
木の温もりと現代デザインを融合させた
和モダンな木造注文住宅
家も自然の一部。周囲の樹木が成長するように家族も成長し、暮らしの傷が増えていく。だからこそ、人が歳を重ねるように時間が経つことで味わいが増す家をつくりたい―それが一級建築士・木下治仁氏の設計の根幹にある。
限られた敷地や予算のなかでも土地の可能性を引き出し、建築主の想いに応えることを大切にする同社では、素材が持つ力を深く理解し、木の美しさと機能性の両立を追求。設計を通じて温暖化対策と職人技術の継承という社会問題の解決にも取り組んでいる。
P92からP95でご紹介するのは、海に近い湘南の家。建築主からの要望の一つは「土間を介して庭とリビングを繋げて欲しい」ということ。玄関ポーチからドアを開けると土間へと続き、外収納の位置も工夫して、趣味のサーフボードやアウトドアの道具の手入れも気兼ねなく。また、土間に置いた薪ストーブはオーブン機能が付帯している。冬になると土間の薪ストーブが家全体を暖め、家族が集まって薪ストーブでの調理を愉しむことも。 土間を介することで、リビングと庭の関係がより親密に。そして、四季を肌で感じながら過ごせるようになり、暮らしの幅が広がった家に。太陽光パネルを採用し、ゼロエネルギー住宅(ZEH)が実現されている点もポイントだ。
P96、P97は、大きな吹き抜けが印象的。この吹き抜けは、全館空調による室温を均一化する役割を持ち、さらに、吹抜けを介して家族の居場所=LDK+和室+各寝室+書斎をつくることで、それぞれが付かず離れずの距離感を保てる様に設計。丁寧に天然乾燥させた木材を使用することで、割れやひずみのリスクが回避され、木の香漂う心地良い空間で、リラックスして過ごすことができる。
木下氏は、設計の際には、周囲の街並みのことを心がける。例えば住宅地に植えられた街路樹が、年月を経て育って美しい街並みをつくる様に。そこに暮らす人の幸せを願う温かな視点がそこにはある。初回から緊張させることなくとても丁寧に接してくれるので、ご要望や敷地のことなど、どんなことも気兼ねなくお話を。いろいろと対話を重ねながら、思いを形にしていく過程を楽しんでいただきたい。
遠景を土間でつなぐ家
神奈川県鎌倉市
| 設計 | 木下治仁建築設計事務所 |
| 敷地面積 | 238㎡ |
| 1階 | 76㎡ |
| 2階 | 34㎡ |
| 家族構成 | 3人家族 (ご夫婦・子1人) |
| 構造 | 木造在来工法 |
| 構造設計 | 山辺構造設計事務所 |
| 設計期間 | 2022年9月〜2023年5月 |
| 工事期間 | 2023年12月〜2024年7月 |
| 施工 | 喜立建設有限会社 |
| 写真 | 米谷 享 |
暮らしを包む大きな吹抜けがある家
熊本県熊本市
| 設計 | 木下治仁建築設計事務所 |
| 敷地面積 | 255㎡ |
| 1階 | 103㎡ |
| 2階 | 68㎡ |
| 家族構成 | 4人家族 (ご夫婦・子2人) |
| 構造 | 木造在来工法 |
| 構造設計 | 株式会社よしの |
| 設計期間 | 2018年9月〜2019年5月 |
| 工事期間 | 2019年6月〜2019年10月 |
| 施工 | エコワークス株式会社 |
| 写真 | 畑 拓 |
一級建築士事務所
木下治仁建築設計事務所
東京・渋谷を拠点に、全国で設計実績を持つ建築設計事務所。建築主の人生観や暮らしに寄り添う木造和モダンの注文住宅設計を得意とし、古民家再生・リフォーム&リノベーションも手がけている
INFORMATION
土屋隆志設計室一級建築士事務所
| 住所 | 東京都文京区小日向2-10-19 |
| TEL | 090-8199-7834 |
| HP | https://www.tsuchiyataka-arch.com |
※お打ち合わせは現地にお伺いして敷地を
拝見しながら行っております







