「三重」 一覧
住むほどに健康に。
災害に強い美しい家
株式会社フォレスト・オオモリ


万が一の震災、被災の際にも
安心して暮らし続けることができる家
“家を持つ理由”は様々ですが、そこに住まう“家族の安心・安全を願って”という想いは、共通ではないでしょうか︱これは、四日市を基盤に先代から長きに渡り、地域と共に歩を進めてきた〈株式会社フォレスト・オオモリ〉の代表、岩田雅之氏の言葉だ。
同社の家づくりは、身心の健康、飽きのこない美しいデザイン、世界基準の住宅性能、地球温暖化による気候変動問題への配慮を大きなテーマとしているが、今回はこのテーマを実感いただける、あさけが丘モデルハウス「いきつぎ~for rest~」を中心にご紹介。
P78からP82に掲載のモデルハウスは、近年、頻繁に発生する大規模災害に備えた防災住宅として計画されたもので、建物自体の構造・性能もトップレベル(HEAT20・G2基準/耐震等級3)を取得。四季を通して 快適な住環境であることはもちろん、実際に大きな災害が発生し、インフラ供給が停止しても、「自宅に住み続けて、こころとからだの健康を維持する」「行政の支援が遅れた場合にも近隣住民と協力しながら、エネルギーの貸し借りできる」ということまでを想定した設備を備えている。
北欧デザインのエレガントですっきりとした印象の室内は、リビングと一体感のあるテラスによって、外とつながりつつプライバシーも保たれ、カーテンを閉め切らずとも人目を気にすることなく過ごせる暮らしをご提案。3~4人の家族に丁度良い33坪というサイズ感にもこだわりがあり、コンパクトでありながら仕切りのない広がりのある空間で、ランニングコストも含めて快適に長く住み続けることができる家だ。さらに、テラスに屋外グッズをたっぷりと収納できる外部収納や流し台を設置することで、家庭菜園や庭でのキャンプといったアウトドアの要素を日々の暮らしに取り入れやすく。そこには、万が一の被災時にも生き抜く力を身に着けて欲しいという想いがある。
そして、P83でご紹介するのは“ていねいな暮らし”をテーマに、森の中で買い物を楽しむような、家具とワインの店「FOREST CORRIDOR」︱森の回廊︱。木の温もりに包まれながら暮らす、平屋暮らしのヒントも随所に詰まっているので、こちらの“森の回廊”へも、ぜひお出かけを。
いきつぎ〜for rest…〜
未来の暮らしを叶える防災住宅
四日市市
設計 | 株式会社トランスデザイン 松岡 弘之氏 |
敷地面積 | 224.26㎡ |
1階 | 62.94㎡ |
2階 | 46.38㎡ |
家族構成 | 想定:夫婦+子2人 |
構造 | スーパーウォール(モノコック)工法 |
工事期間 | 2024年7月〜2024年11月 |
施工 | 株式会社フォレスト・オオモリ |
株式会社フォレスト・オオモリ
四日市を基盤に現在で2代目。北欧に学ぶ「美しさ」「機能性」を兼ね備え、建てたあとの「住み心地」「安心」が続く住まいを提案。パッシブデザインを取り入れた高性能住宅で、住まい手の暮らしと命を守る家づくりを実践している