日本文化に様々な形で新風を吹き込み
新たな魅力で空間コーディネート
LOVE JAPAN BRAND
空間に、小さな森が生まれる
苔と浅間石の静謐なオブジェ
苔に流木、そして浅間石。凛として、そして静謐な空気が周囲に満ちる。が、その佇まいは和やかでとてもやさし気だ。
このオブジェを創作したのは、軽井沢を拠点に活躍する空間デザイナー・秋山えり氏。秋山氏が率いる〈ラブジャパンブランド株式会社〉は、日本で培われてきたさまざまな文化に新風を吹き込み、その魅力を発信することをコンセプトとしている。戦国武将の真田氏ゆかりといわれる真田紐を使った商品を企画デザインし、さまざまな形で日本文化をアレンジして世に発信する同社が特に注力しているのが、「苔や手漉き和紙を用いたアートによる空間コーディネート」だ。誌面の写真もそのシリーズから。
古き良き軽井沢の風景を彷彿とさせる苔を、流木やシダ、ユキノシタといった様々な植物と組み合わせた苔テラリウムや、屋内でも美しい色を保つ枯れない加工をした苔を使用した苔アートは、苔ならではの落ち着きのある美しさやみずみずしさが見事に活かされている。インテリアを邪魔しない静かな存在感で、人々を魅了する作品の数々は、周囲を自然に囲まれた別荘はもちろん、もし、あなたのお住まいが街中というロケーションであれば、苔のオブジェを室内に置けば、そこに小さな“森”が生まれることだろう。また、メンテナンスフリーでいつまでもその美しさを保てる扱いやすさもうれしい限りだ。
〈ラブジャパンブランド株式会社〉のショールームは旧軽井沢の別荘地からもほど近い、中軽井沢にあり、アトリエのような佇まい。苔を使った作品をはじめ、和紙の作品もご覧いただける。既存作品のご購入はもちろん、完全オーダーでの製作が可能なので、どうぞお気軽に足を運んでいただきたい。(完全予約制)
ラブジャパンブランド株式会社
日本で培われてきたさまざまな文化に新風を吹き込み、その魅力を発信することをコンセプトとしたカンパニーとして、2012年に設立。苔玉、苔テラリウムづくりのワークショップも人気がありオブジェ製作の体験もできる